ｎｉｓｔ

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　ひとりじゃないけど

結局私たちは友達になれたのかな。同僚なのかなそれとも仲間？年上なのに後輩で、でも仲間だし友達でもあり親にもしないような話や行動を共にして同じ時間を過ごした。この関係はなんて言うんだろう？ 物事短絡的にとらえる私はいつもペラペラしゃべって何かスッキリして挙げ句忘れるの繰り返し。でも人の話は気が乗らないと聞かないし聞いてるふりをするズルなんだ。それを隠そうともしないんだ。 だけどそんな私のなかにはいつも貴方がいて何気に気にして心配したりしてるんだよ。 もうすぐ遠くに行くのをただ眺めているのはなんだか少し寂しい気がする。 仕事を辞めれば共に苦悩しつつも楽しく過ごした時期を懐かしく思い出して今の虚無感を感じるけど、そんな今をも更に懐かしむ時間がたぶんすぐそこまで迫っている。季節とともに、思い出となるのだろうか…。 今何を感じて、何に怯えて何に幸せを感じられているのか内面に触れることは出来なくなるだろうけど、誰より頑張り屋で辛抱強い貴方が実は傷つきやすくささいなことに神経を患わす１面があることを理解してくれる人が近くに現れますように。もしくは共に過ごす人ががそうでありますようにと願わずにはいられない。 たまに連絡をとっても、会話を探すようになるのかな。当たり障りのない話題を選ぶようになるのかな。 ふとそんな事を考えてみた。 心のなかの負の部分や何もかもをさらけ出すことができる希少な関係をどうか続けられますように。 そして貴方の周りに貴方が自分を責めていたら癒せる人がいつもいますように。